TEL 0836-72-0125

〒757-0001 山口県山陽小野田市厚狭366-2

お問い合わせ

TEL CONTACT

日本の仏教の宗派について

  • HOME
  • 日本の仏教の宗派について

日本の仏教の主な宗派

インドで生まれた仏教は日本に6世紀中頃に伝わり、聖徳太子が天皇を補佐する摂政になってから、日本に仏教が広まったと言われています。聖徳太子は法隆寺を建立し、仏教を日本に定着させました。

日本の代表的な仏教で八つの宗派(宗旨)のことを『八宗』と言い、天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗を指します。
「浄土真宗(本願寺派・太谷派)」以外の宗派を総称として『余宗』と呼称し、「浄土宗」の浄土様式と「曹洞宗」「臨済宗」などの禅宗様式、「真言宗」「天台宗」の密教と「日蓮宗」です。

宗派が違えば、仏壇に安置する本尊も違います。お仏壇を購入するにあたり、最初にしなければならないのが、ご自身の仏教の宗派の確認です。

また、それぞれの宗派には、家庭の家紋にあたる『宗紋』があります。 仏壇の中に飾る打敷に、『宗紋』を織り込んであります。

宗派

天台宗

総本山は、比叡山に延暦寺です。
ご本尊:釈迦如来 もしくは 阿弥陀如来
諸仏諸尊はすべて本仏という考えから、本尊は阿弥陀如来、釈迦如来、薬師如来、観音菩薩など多様ですが、在家では釈迦如来か阿弥陀如来です。唱える文句は「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」です。

天台宗2
真言宗

空海が、弘仁7年(816年)に高野山金剛峯寺を修禅の道場としてひらきました。その後、真言宗は分化し、多くの派が生まれています。
ご本尊:大日如来
主な経典は『大日経』『金剛頂経』です。「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱えます。

真言宗2
浄土宗

総本山は知恩院です。
ご本尊:阿弥陀如来
経典は観無量寿経、無量寿経、阿弥陀経で、唱える文句は「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」です。

浄土宗2

仏像は立ち仏の舟立弥陀と、座っておられる座弥陀の2種類があります。 菩提寺の本尊が立っておられる場合は舟立弥陀を、座っておられる場合は座弥陀を選ぶと良いでしょう。

浄土真宗本願寺派

浄土真宗本願寺派は、通称西本願寺派、お西と呼ばれ、本山は西本願寺
ご本尊:阿弥陀如来
経典は観無量寿経、無量寿経、阿弥陀経で、唱える文句は「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」です。
「南無阿弥陀仏」と唱えれば誰でも、死後、浄土で仏になることができると説く「自力念仏」の浄土宗と違い、浄土真宗は「南無阿弥陀仏」と唱えれば、必ず極楽浄土に行くことが約束される「他力念仏」なのです。

浄土真宗本願寺派2

浄土真宗本願寺派のご本尊は、浄土宗と同じ阿弥陀如来ですが、後背の形が異なります。
浄土真宗本願寺派の場合、掛軸ないし仏像を仏壇店で購入することが出来ますが、通常、菩提寺を通じて、本山の西本願寺から掛軸(免物)を取り寄せるよう指定されることが多いです。

真宗大谷派

浄土真宗大谷派は、通称東本願寺、お東と呼ばれ、本山は東本願寺です。
ご本尊:阿弥陀如来
もともと1つであった浄土真宗は、その後、本願寺派、大谷派、髙田派などに分かれています。
経典は観無量寿経、無量寿経、阿弥陀経で、唱える文句は「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」です。

真宗大谷派2

浄土真宗大谷派のご本尊は、西本願寺と同じ阿弥陀如来ですが、後背の形が異なります。

臨済宗

それぞれの寺院が独自の流派をもっています。
ご本尊:釈迦如来
大本山は京都の建仁寺(京都市)で、妙心寺(京都市)、建長寺(鎌倉市)、円覚寺(鎌倉市)、南禅寺(京都市)などが臨済宗として有名な寺院です。
特定の経典は定めていませんが、教化には金剛般若経、観音経、般若心経、大悲呪、座禅和讃などを用いています。「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」と唱えます。

臨済宗2
曹洞宗

本山は永平寺と総持寺(横浜市)です。
ご本尊:釈迦如来
経典として用いるのは、法華経、金剛経、般若心経などと、道元が著した『正法眼蔵』です。「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」と唱えます。

曹洞宗2
日蓮宗

総本山は山梨県身延山の久遠寺です。
ご本尊:曼荼羅
経典は法華経で、唱える文句は「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」です。

日蓮宗2

日蓮中央は曼荼羅のみの場合と、日蓮・三宝尊・曼荼羅を重ねて祀る場合もあります。

宗派と念珠

念珠も宗派ごとに形が異なり、その宗派特有のお念珠があり、それを「正式念珠」と言います。「煩悩の数」といわれる108個の玉から成る長いタイプが多く、二重にして使われます。
※ 宗派や種類によって108玉でないタイプもあります。

お数珠のかけかたも宗派によって異なりますので、代表的な宗派について紹介します。

宗派と念珠

正式念珠に対して、宗派を問わずどなたでもお使い頂けるお念珠が「略式念珠」です。
正式念珠に比べ全体の寸法が小さく、その分ひとつひとつの玉が大きくなっています。
また、一重のまま片手に掛けて使われることから、「片手念珠」とも呼ばれます。

片手念珠の玉数はもともと、正式念珠の108個を基準に割り決められていました。
2分の1の「54個」、3分の1の「36個」、4分の1の「27個」、6分の1の「18個」といった具合です。
納まりの良さから22玉の念珠もございます。

※(女性は)結婚して嫁がれた先で宗派が変わる場合もありますので、未婚の方は略式念珠(片手念珠)を持たれ、結婚後、嫁がれた先の宗派に合わせて「正式念珠」を持たれるのが良いでしょう。略式念珠(片手念珠)をそのまま使い続けても構いません。

葬式に参列される場合、相手の宗派に合わす必要はなく、お手持ちの念珠でかまいません。

有名観光地で訪れた寺院の門前通りで念珠をおみやげとして購入される場合、正式念珠はそのお寺の宗派の念珠であることが多いので、自分の宗派の物かを見極めてから購入しましょう。

当店は仏壇・仏具の修理・すすぬき・塗り替えや修復、掃除、仏閣の荘厳仏具・神具の製造販売などを行っている仏具店です。アフターケアはもちろん、メンテナンスや仏具の処分、移動のサービスまで幅広く手掛けており、末永くお客様の立場に立ってサポートできるよう心を込めて対応いたします。 小野田市をはじめ、宇部市や美祢市など周辺地域にお住まいで、仏具店をお探しの方はぜひ当店をご利用ください。

お問い合わせ

商品に関するご質問など
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先 株式会社 井上佛工所

お問い合わせ先
株式会社 井上佛工所

TEL 0836-72-0125

営業時間 9:00~18:30
※土曜日・日曜日・祝日も営業しております。

定休日 不定休

お問い合わせ