TEL 0836-72-0125

〒757-0001 山口県山陽小野田市厚狭366-2

お問い合わせ

TEL CONTACT

お仏壇のある暮らしのご提案

  • HOME
  • お仏壇のある暮らしのご提案

昔は、日常生活の中にお仏壇のある暮らしが一般的でした。

お仏壇の前でご本尊様に手を合わせ、亡くなられたご家族やご先祖様を供養し感謝する。
そうした風習は日本人にとって当たり前でした。

しかし、現在では、信仰心の薄れや、核家族化などにより、家にお仏壇が無いという方も多く、
おじいちゃんやおばあちゃんの家でしか見たこともないと、お仏壇が遠い存在になりました。

「何故、お仏壇が家にないのですか?」とお聞きすると、
ほとんどの人から「まだ誰も亡くなっておりませんので…」といった言葉が返ってきます。

こうした言葉の裏には、お仏壇が「誰かが亡くなって初めて必要になるもの」と感じたり、
誰も家族が亡くなっていないのにお仏壇を買うのはよくない」と迷信に捉われている方もおられます。

しかし、幸いにも家で誰も亡くなられた方がいなくても、
ご先祖様がいらしたからこそ、自分達が今こうしてココにいる訳ですが…。

そのため、多くの方が、仏壇が必要と感じるきっかけは、信仰のためというよりは、
肉親の死に際し、故人を偲び、供養するために位牌を安置する場所として仏壇を購入されます。

しかし、小さい頃にお仏壇に馴染みがなく、家にお仏壇が無い家庭では、
『そもそもお仏壇は何のためにあるのか?』そして、『なぜ、お仏壇は必要なのか?』
と考えたり、悩んだりされています。

複数世帯に住む30~60代の男女600名を対象に仏壇に関する意識調査によると

複数人世帯の6割に「仏壇無く」、葬儀方式が仏式の家でも54.3%に「仏壇無く」仏壇離れが深刻です。

しかし、81.2%の方が「先祖・故人を偲ぶ気持ちは大切だと思う」と感じておられます。

その一方で、仏壇を持たない人は、仏壇がある家庭と比べて、
先祖・故人への供養が不十分だと、後ろめたさを感じる傾向にあることもわかりました。

同時に、将来的に置く予定がある方は、
仏壇は置きたいが、従来のお仏壇では、大きさや設置場所、デザイン、そして価格面で、なかなか置けないと悩んでおられ、
現在のライフスタイルにあったデザイン性のあるお仏壇を求めていらっしゃいます。

お仏壇とは

近年、宗教離れや信仰心の薄れが叫ばれていますが、
お仏壇の中に、故人や先祖のお位牌と一緒に、御本尊をまつり拝んでいることは、
仏教を信仰し、故人やご先祖様が、仏様のお力によって、浄土に導かれ成仏し、大切に供養したいとの想いからです。

お仏壇とは

また、家に仏壇がなく、日頃は信仰を意識していなくても、京都や奈良などに観光に行って寺社に参り、仏像を見ると自然に手を合わせて拝むということは、『仏様が私たちを見守ってくれている』と
潜在的に「心のよりどころ」としている、信仰心の表れと言えるのではないでしょうか?

信仰や先祖供養としてのお仏壇が本来持つ役割と合わせて、核家族や変化し続ける現代社会においての、新たなお仏壇の役割や必要性を考えてみましょう。



お仏壇は長い歴史を私たちとともに生きてきました。

これまでお仏壇は

  • 家庭の中の小さなお寺として仏様をまつり信仰のためのお仏壇
  • 亡くなったご先祖を供養し、その方の位牌を祀る位牌壇としてのお仏壇
  • ご法事を通じて、仏様の教えに触れ、家族の繋がりを一層強める場所

としての役割を担い、身近な存在でした。

しかし、核家族化や、変化し続ける現代社会の多様なライフスタイルに合わせ、これからのお仏壇には新たな役割が求められます。



現代におけるお仏壇の新たな役割



子どもたちに『命の大切さ』を伝える情操教育

子どもの情操教育

核家族化が進み、寝食をともにした家族の死を体験することが少なくなった今日、子どもたちは人間の命をどのように捉えるのでしょうか。

心静かに手を合わせ、お仏壇に向かって合掌・礼拝らいはいする時は、仏様のみならず、ご先祖様を敬い、感謝するお礼の時間です。

仏壇がある家庭では、家族がお仏壇に手を合わす姿を目にすることで、子ども達も見よう見まねで、合掌・礼拝をし、それが自然に習慣になっていきます。

それにより、仏様や自分を見守ってくれている御先祖様を敬い感謝する気持ち、家族や命の大切さが自然に芽生えてきます。

そのように育ったお子さんは、お盆などで、おじいちゃんやおばあちゃんの家に帰省すると、真っ先にお仏壇の前に行き、仏様やご先祖様に手を合わせます。

先祖を敬い、おじいちゃん、おばあちゃんを大切にして、誰にも心優しい子どもに育っていくでしょう。



暮らしの中に、悲しみの癒しと、かけがえのなかった故人との対話のときと空間

現代におけるお仏壇の役割

突然、愛する親族を失うと、誰もが大きな悲しみを感じ、人によっては悲しみが数年にも続き、簡単に癒されるものではありません。

この悲しみを癒すこと(グリーフケア)の重要性が現在では認識されるようになってきました。

お仏壇を通じて、こころの中で、亡くなった親族と対話することで、人は徐々に癒され、悲しみを乗り越えていけます。

この時、亡き人を偲びつつ、自分自身をも振り返れます。

忙しい日常生活の中で、お仏壇を通して、故人と対話する時間は、自分自身を見つめ直し、冷静な自分を取り戻すことができる時間でもあります。

お仏壇は、癒しと心のやすらぎを与えてくれる空間です。





宗教や宗派を問わず、思い思いのスタイルで故人を偲ぶパーソナル供養
故人の位牌を複数作り、家族や兄弟で偲ぶ:位牌分けの祭壇

(思い思いのスタイルで亡き故人を偲ぶ場として)

宗教や宗派を問わず亡き故人を偲ぶ場としての祭壇

今では特定の宗派に属さず、無宗教の方も増えておられます。
従来のお仏壇が果たしてきた、宗派仏教の信仰や先祖供養のしきたりに捉われず、思い思いのスタイルで故人を偲ぶパーソナル供養

御本尊やお位牌の代わりに、在りし日のお写真や遺品を飾って亡き故人を偲ぶ場として、
また、お墓の代わりに、お骨を手元で供養するパーソナル供養の場として、お仏壇を捉えるのもひとつの考えです。

(位牌分けや分骨の祭壇として)

一人の故人に対して、位牌を複数作り、離れた家族それぞれが、手元で供養する位牌祭祀の形態を位牌分けと言います。

先日、ご主人様がお亡くなりになられ、奥様と、息子さん二人の、三人がご一緒にお仏壇を購入に来られました。

実家には、お仏壇とお位牌を購入していただきました。
息子さんたちは、遠く離れた場所に住んでいて昨今のコロナ禍で、なかなか実家に帰ってお仏壇を拝むことができないので、
それぞれの自宅で、せめてお父様のお位牌だけでも拝みたいとの想いで、お位牌と、コンパクトな家具調モダン仏壇を購入されました。

ミニ骨壷

また別のケースでは、嫁がれた娘さんが、
亡くなられたお父様のお骨を分骨して、嫁ぎ先で身近に供養したいと、ミニ骨壷とミニ祭壇を購入されたケースもございます。




位牌分けや分骨をして、離れた家族も、故人を偲び、供養することは、大変素晴らしいことだと思います。

また昨今ではペットを飼う家庭も増えましたが、家族同様に可愛がっていたペットを亡くし、
「ひと」と同様に大事に供養してあげたいという飼い主さんが、ペットの写真や首輪やオモチャなど思い出の品を飾って、
いつまでも側に感じていたいという気持ちから、ペット仏壇や祭壇の需要も増えています。

お仏壇のある暮らしのご提案

大切な人を亡くした時、誰もが大きな悲しみを感じ、故人を偲び供養したいと感じます。

しかし、お仏壇を置きたいけど、「大きさの都合で置けない」「空間やインテリアと合わない」という理由で人から遠くなっています。
また、『そもそもお仏壇は何のためにあるのか?』『お仏壇は必要なのか?』と思われる方もおられます。

仏壇を持たない人は、先祖・故人への供養が不十分だと、後ろめたさを感じておられます。

現在のお仏壇は、本来の役割だけでなく、

・悲しみの癒し自分自身を取り戻す空間
・子どもたちに『命の大切さ』を伝える情操教育
・宗教に捉われない自由なスタイルでの故人を忍ぶ場所として

ご先祖様や故人様と向き合える場所・悲しみを癒す場所としてお仏壇は必要であると言えるでしょう。
お仏壇は、感謝の心の表現であり、家族をつなぐ見えない絆のカタチでもあります。

いまでは多様な生活スタイルに合わせてお仏壇も変化し、限られたスペースにも置けて設置場所を問わない、コンパクトでデザイン性に富んだモダン仏壇などもございますので、『お仏壇のある暮らし』を是非一度検討してみてはいかがでしょうか。

当店は経験豊かな仏壇・仏事コンシェルジュが、お客様の疑問や悩みを解決します。些細なことでも是非お尋ねください。
お電話や当ホームページのお問い合わせフォームなどからお気軽にどうぞ。

お問い合わせ

商品に関するご質問など
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先 株式会社 井上佛工所

お問い合わせ先
株式会社 井上佛工所

TEL 0836-72-0125

営業時間 9:00~18:30
※土曜日・日曜日・祝日も営業しております。

定休日 不定休

お問い合わせ